先輩が就職活動の一環で大阪へ行くことになり、それに乗じて 日本橋で同人誌を買いあさろう、という、たったそれだけの目的で行った日帰り旅行。

 同乗者は先輩と先生(あだ名)、そして矢木と私の計4人

 駐車料金が高いので、極力高速道路は使わずに、という方向で往くことにした ため、中国自動車道は無視。姫路からバイパスに乗るという、身内の間ではお決まりの パターンとなった。帰りは少し冒険的なルートに挑戦したが、あいにく比奈森は 後部座席で爆睡していたため、どういう道を通ったかはよく分からない。

 総走行距離はおよそ490キロ。消費ガソリンはハイオク約30リッター。

 鳥取県の用瀬という町で撮った一枚。

 何でも厄払いの流し雛という行事で有名だそうだ。

 流し雛と言えば我らがクルクルアイドル(?)鍵山雛だが、 彼女の起源となった場所なのかどうかは不明。

 もし、流し雛という行事が用瀬だけのものなら確定なのだが……

 そう言えば因幡の素ウサギといい、流し雛といい、 意外と鳥取と東方って関係が深いのかもしれない。

 ↑上空に見える大きな橋は、現在建設中の高速道路・姫鳥線の一部。

 2008年の5月くらいからの一部開通によって、現在走行可能な区間となっている。
 この写真では、まさに前方の橋をくぐろうと走っている最中で、あとあと走ること になる。


 ↑橋をくぐりぬけてから国道54号線と別れて姫鳥線に乗った、その直後の写真。
 画面奥に見えているのは先ほどの橋。あの橋を渡るべく車を走らせていると いうわけだ。

 実は姫鳥線に乗るためのこの道も、かなり大きなループを描いている。
 画面左の山肌に白い線のようなものがあるが、これはこの先通る予定の道にある ガードレールで、ここを抜けてから奥に見えている橋を渡ることになる。

 ここもループ橋と呼べてしまうのでループ橋コーナーに乗せようかと思ったけれど、 インターチェンジだ(面倒くさい)からやめておこう、という結論に至った。

 智頭から粟倉まで続く姫鳥線の一部。

 今のところまともに開通しているのはここくらい。最近できたトンネルの 特徴である白色灯がとても明るく、路面も白いのでとても近未来的な、どっかの秘密基地 の滑走路を思わせるところ。ピントがいま一つ合っていないのはたぶん100キロ以上で 走っていたから。何が100キロなのかはご想像にお任せします。

 ちなみに、右車線を走っている気がするのは、左側が工事中とかで、トンネル入る 直前に右へと出されたから。
 決して違反ではない。

 明石サービスエリアにて本日二度目の休憩。

 トイレ休憩が目的なので中はあまり覗いていない。でも、何だかやたらと タコ関連の食べ物(たこ焼きはもちろんのこと、タコカレーとかもあった)が多かった記憶がある。

 この先、料金所を忌避したメンバーは、西宮インターで降り、 就活という大義名分を持つ先輩を投下すべく新大阪駅を目指した。

 そして、新大阪を目指す道中で、何の目的も持たずに今回の旅行に便乗した 先生が、伏見稲荷(京都)へ行くと宣言し、
新大阪から日本橋へ向かう途中にある、 京阪淀屋橋駅で降りて行った……。

 二人を投下してからは矢木とともに日本橋へ行き、二時間ほど 同人誌あさりに興じた他、
近くの金物屋で全長二尺のマグロ切り包丁なる、ほとんど日本刀のような 形状の包丁を拝観したのち、
梅田にて007の最新作を観にいった。
 ここまで来て何やってんだよ、と友人に言われたが、後悔はしていない。
 鳥取にはほとんど映画館ないし。


 映画が終わればすでに夜。
「やっぱりボンドはピアースだよな」などとぼやきながら
新大阪駅で先輩と先生の二人を回収し、帰路についた。
 上の写真は、帰りのコンビニで思わず衝動買いした一品。
 他の地方のバリエーションもあるのだろうか?
 ちなみに比奈森は『ヨンミー』と『ティラミー』の二つを食べたことがある。

 この大阪サンミーを食べ終わったころに矢木と運転を交代。
 後部座席で爆睡して、気がついたら国道9号線の和田山付近にいた。
 個人的には初見の道を走るのが好きなので、去年の夏に鳥取京都間を何度も
往復した私としては、和田山からの運転交代は非常につまらなかった。
 美味しいところを全部矢木に持って行かれちゃった気分だ。 本人は全然美味しいと思っていなかったらしいが……



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