国道484号線上のループ
正式名称:愛宕ループ
大きさ:大きくて奇麗
高さ:並

訪れたのは一月の朝。雨上がりながら全景を見渡す程度の視界はあった。


国道484号線の西端、高梁市の国道180号線と交わる手前にある。

愛宕山のふもとにたたずむのが
この愛宕ループ橋である。

 高梁市中心から484号に入るとこのループ橋を登ることになる。

◆特徴

円形
見晴らしの良い立地
二つの橋で構成


高梁市方面入口から撮影。奥に見える橋も同じ484号線。

 

 このループ橋の特徴は、広場を中心に奇麗な円を描いていることだ。
 ループ橋を示す標識はないもののこの写真を見れば道がどのようになっているかはよく分かるだろう。

 ループ橋の中央には公園のような広場があり駐車できる。
 また、ループ橋には歩道もあるので歩いて渡ってみるにもちょうど良い。

 

 愛宕ループ上部より撮影。

 高梁市中心部がほぼ一望できる。  

 この迷いのないカーブが好印象。
 意外にもこの橋、平成八年に竣工した割と新しいもの。

 橋の袂にある謎のオブジェ(?)

 ループ自体はすでに始まっているが、愛宕ループという橋はここから始まる。
 路面が緑から黄色の縞々になっているのがその境界だ。

 

 橋の境界線の橋側から撮影。

 上に写っている橋は不動橋という橋でこの写真を映した愛宕ループ橋とは別の橋になるが484号のループを構成している一つである。
 この橋から愛宕ループ橋を見下ろすことが出来る。

補足しておくと愛宕ループは全体の6割が愛宕ループ橋。1割が不動橋。残り3割が陸地という配分になっている。

 不動橋の写真。

 この橋を渡ると道は左カーブに変わる。名前の由来はおそらくこの橋の下にある不動明王(確か)のお堂だと思われる。

 愛宕ループ橋上部の袂から撮影。

 国道9号線の関宮ループとは違い、カーブの深さが途中で極端に変化しないため曲がりやすい。
 車通りが多くないせいか路面状態も良好で、見て良し走って良しの奇麗なループ橋だ。
 回り道してでも寄ってみる価値はある。




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